番外編 51

08年ヨロンマラソン(老兵は消え去るのみ)
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高橋尚子さん失速(3月10日朝日新聞)


今日も多くの船が往来している明石海峡


大蔵海岸に油が流れ着いて緊急対策


春 葉牡丹が太陽を求めて伸びていく

 3月9日。ヨロンマラソンは終わった。与論島に集まってきたランナーの皆さんの結果はどうだったのだろうか?天気予報では午後3時頃は雨だったから、茶花海岸での完走パーティに水を差されたのではとも案じてしまった。要は参加しなかった者がグチャグチャ言っているだけで、完走された人はそれだけで立派。この時期に与論島に来るだけでもオンの字だ。与論献奉で息を吹き返し、カチャーシで燃え上がったに違いない。
 とにかく私は、その場にいなかったのだ。理由を挙げれば愚痴になる。老兵は消え去るのみ!!

 この世は何が起こるのか分からない。名古屋マラソンで有力視されていた高橋尚子さんも失速してしまった。でも彼女は涙を見せることなく、正面を見据えていたのは流石だった。
 我が家の目の前に広がる明石海峡で、3隻の船が接触して、そのうちの1隻が沈没してしまったのには驚き以外の何ものでもない。犠牲者まで出、おまけに油が海域に流れ出て、大蔵海岸も汚染されてしまった。丁度解禁になったばかりのイカナゴ漁も禁止。我が家でも例年のイカナゴの佃煮の釘煮が出来なくなり、少々慌てている。それに、これから大蔵海岸でワカメを採ってくる時期なんだけれど、これも今はマズイ。予想外の出来事が続く。予想外の事が起こるのが、人生そのものかもしれない。

 約4年間、お読み頂いた「ヨロンマラソン・つれづれ」も、この辺りで終わりにしたい。走るエネルギーが乏しくなって、想像のヨロンマラソンを描いていても、所詮こじつけにしかならない。それでも、いろいろ楽しい事が与論島と大勢のシマンチュとタビンチュで醸し出された事に対しては、感謝、感謝だ。与論島でしか出来ない事を数多く体験させて頂いた。大勢の人達の笑顔が・・・浮かんでは消える。

 これからも高橋Qちゃんを見習って、正面を見て歩み続けたいと思っている。
 ミッシーク・トートガナシ (2008.03.10 亀野 稔)


夕暮れ 太陽が随分北の方に沈んでいく